迷路

スクラップ、呟き

ウイルスが生物を進化させてきた

 

2021/08/30

www.youtube.com

 

 

レトロウイルスは進化に好かく関わってきた。 レトロはラテン語で「逆の」。

レトロウイルス(逆のウイルス)は、 エイズウイルス、ヒトT細胞白血病ウイルス、

動物ではウシ白血病ウイルス、ネコ白血病ウイルス、マウス白血病ウイルス、など他。

遺伝子をDNAとして細胞の中で格納しており、そこから設計図に基づいてタンパクをつくっていく。

DNAから必要な情報(手順書)をRNAに転写(コピー)し、工場に運んでタンパクをつくる。

DNA⇒RNA⇒タンパク質 これをセントラルドグマ(中心教義)と言っていた。

 

ところが逆の現象が起こることがわかった。

ウイルスの中には、RNA⇒DNA に変換されることがあると分かった。

これをレトロウイルスと名付けられた。RNA(の仲間)

 

ウイルスはRNAの情報を持っている。レトロウイルス(RNAウイルス)

細胞に感染するとDNAに変換される。

ウイルスが持ってる逆転写酵素によってRNA⇒DNAになる。

RNA⇒DNAになった情報は、ウイルスが複製する過程で、細胞のDNAに書き加えられてしまう。

レトロウイルスに感染すると、レトロウイルスの情報が細胞のDNAに書き込まれる。

ウイルスが粘膜の細胞に感染した、あるいは、免疫の細胞に感染した場合、そこの粘膜の細胞や免疫の細胞に情報が書き加えられることになる。


内在レトロウイルスは遺伝する。

生殖細胞にレトロウイルスが感染すると、生殖細胞にレトロウイルスの情報が書き加えられる。

卵子精子のもとの細胞にウイルスの情報が書き加えられてしまう。

それが受精卵として大きくなって、子供が誕生すると、カラダの全身にウイルスの情報が存在することになる。

生まれながらに持ってるウイルスなので、内在性レトロウイルス。

飛び回ってるウイルスを、外来性レトロウイルス

 

内在性レトロウイルスが進化に寄与していた。

ゲノム情報の約1.5%が遺伝子情報、
内在性レトロウイルスの配列は、8%もヒトに存在することがヒトゲノムプロジェクトで分かった。
現在では約9%がレトロウイルス由来の情報だとだと分かっている。
マウスは10%ぐらい  

レトロウイルス由来の配列が、進化に大きく寄与していた。


胎盤は、哺乳類が(誕生した)後から、1億5千万年ぐらい前に獲得した。

哺乳類は2億年ぐらい前から存在していた。もともとは卵で産んでいた。

胎盤が進化していき、6550万年前以降から胎盤が大きく進化した。

その胎盤の進化にレトロウイルスが多く関与している。

iPS細胞の維持にも内在性レトロウイルスが関与している。

癌の転移、悪性度、と内在性レトロウイルスが関与しているらしい。